感情センシング&ビジネスデザイン

人の”こころ”を測るセンシング手法の紹介と、それらのビジネス活用の可能性について考えます。

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【Spotify感想文】『イノベーション・スキルセット』対談シリーズ1:尾原和啓さん(前半)

Tacram Cast 感想シリーズです。

30分くらいで終わるのがちょうどいい時間ですね。

 

本の「イノベーション・スキルセット」を読んだので、解説シリーズも聴いてみました。

 

 

<<まずは感想>>

 

◾️アフターデジタルでIT領域には無限の可能性!

 

市場の98%はまだIT活躍の余地あり。

GAFAが有名だけれど、世界の市場における”IT”の市場規模は、1.6%だけ。残りの98%は非ITの売上。つまりこれからITがどんどん我々の生活溶け込んでくる中で、98%の市場が残っており、IT屋さんのソリューション提供範囲が、今後はどんどん広くなる!とのお話。

 

 その為、やろうと思えば、バリュージャーニーの全てを見れる!入り口から出口まで全てのコントロールができる!それはそうかも。夢が広がります。今後の未来が面白くなってきそうでワクワクします。

 

◾️ますます大切になる”ポジション”

 

 でもその時はポジションが大事だなと。技術屋でもクリエイターでも専門分野にかかわらず、プロデューサークラスのポジションになれないと、その”全てを動かしている楽しさ”を感じることは難しいはず。そもそもBTC人材は上流工程で強さを発揮する人材で、やることに専門性が入ってくる中流下流の工程では当然専門性に特化した人材の方が向いているはず。本を読んだ時にも感じたことでした。

ホリエモンが経営者たれとよく言っているけれど、そういうことだよね。この話もそうだけれど、この楽しさを享受するためには、自分のプロジェクトを持つ必要があるね。

 

 どんなポジションがいいのか?エクゼキューター・ディレクター・プロデューサー?

日本はエグゼキューターが評価され、ディレクター・プロデューサーポジションがあまり評価されていない、というのも印象的でした。

確かに。「手動かせないと半人前」感はあるね。クリエイティブだと、クラシックのクリエイティブ領域で手を動かせないと、エセ感あるよね。美大出ならデザイナー、一般大出でならコピーライターしか選択肢ないかなぁ。プランナーはクラシックではクリエイティブワークに入らないような印象はある。

エンジニアもそう。文系でIT系領域に入ってくると、割と長い間、「彼は文系でコード書けないから…」なんて言われるよね。笑

 

 

<<それでどうする?>>

・基本、プロデューサーポジション狙って色々経験してみよう。

 IT領域かどうかはあまり意識しなくてもいいかな。むしろよほどクラシックなものづくり系の話でない限り、IT領域ではないサービス・事業開発を探すことの方が難しいからね。今の事業をしっかり推進することも忘れないようにしよう。

 

・今の事業開発でもポジションを意識しよう。

自分はこの領域において、どんなポジションなのか、自分の能力やチームメンバーの持ち物も加味して、この領域で今自分はどのポジションで、新しく学ぶためにはどんなアクションをすべきか、考えながら取り組んでみよう。幸い今は事業開発の推進隊長(プロデューサーポジション)になれているから、自分次第で如何様にも踏み込めそう。一先ずアプリのUI / UX設計にディレクターポジションでがっつり入っていきたい。

 

・”後半”も見てみます!